【ウヨ歓喜?】麻生総理【総理戦略】

soesan2008-10-03

昨日の続きです。
麻生総理の総理への執着心と野心を考察します。


麻生首相に解散の気配なし】上杉隆

・解散日程を勝手に捏造したマスコミの困惑
10月1日、新聞・テレビは一斉に解散・総選挙の日程が「先送り」されたと報じた。

わずか1日前、TBSと産経新聞は「10月3日の解散が確定した」と報じたばかり。思えば、当初、総選挙は10月26日で決まった、と報じられていたはずだ。9月18日付の朝日新聞一面トップ記事によれば、「3日解散」で与党合意が為されたとある。

〈来月26日 総選挙へ 3日解散 自公合意〉(朝日新聞/9月18日)

 前日には、読売新聞が観測的な記事を書いていたが、この朝日新聞の報道を受けて、他紙、及びテレビメディアも一気に後追いを開始した。

与野党問わず、多くの衆議院議員が走り出す。選対事務所の賃貸契約を結ぶ議員が続出し、永田町は解散モードに突入した。


朝日新聞にこうした記事が載った日、たまたま、まったく間逆の記事が世に出た。

〈麻生「新総理」解散せず〉(週刊文春/9月25日号)

 ――補正予算案の提出、給油継続法の成立、党首討論などでの小沢民主党との対決。

http://diamond.jp/series/uesugi/


上杉隆氏の総裁選中の予測ですが見事に的中しています。
さらに政治報道に強い鈴木棟一氏の麻生総理の今後の展開予測。


【政治】10/3
・「当分の間、解散が無いムードが広がって、民主党は逆にあせってきた。
みんなが選挙事務所のプレハブを建てたり契約したり」

・「民主党議員は若手議員も多い。
しかも、年初から走り続けている。懐が干上がるのは民主の方だ。
そこで、予算委でも、予想されたように強くは出てこない感じだ」

・「攻守が逆転した。
麻生はこれを逆手にとって。消費社長やテロ特措法もやってしまう可能性が出た」

政治評論家 鈴木棟一



☆部員の情報で民主党の某議員は9/29の時点で決起集会演説をしていて完全に選挙態勢に突入していたようです。

解散を10月初旬に見込んでのことだったのでしょう。
完全にマスコミ(新聞・テレビ)のミスリードでしたが・・。

(読売・朝日の福田辞任からここまでの流れは大手新聞社の傲慢さを感じえません。確かに総裁選からの世論支持率動向を自民党の大物議員でさえ気にしていたのを考えれば、新聞社の力はまだまだ健在ですが、世論コントロールができると大手マスコミが勘違いしてしまうと公権力に逆に利用されることになります。
意図的リークやチンコロ(密告)に対し、常に公平で中立の視点で報道をしないと特定の党や人物に大手マスコミがコントロールされるという恐るべき事態を招きます)


さて、麻生総理ですが念願の総理の座をむざむざと手放す気はないようで粘れる所まで、粘るつもりでしょう。
しかし、選挙用の総裁であり、公明党との繋がりもありますから任期一杯まではいけない。
ただ、予算案やテロ特措法などの法案を総理権限の解散をちらつかせ民主党を「兵糧攻め」にすることによって通す算段のようです。

さらに、昨日のエントリーでお伝えした「村山談話踏襲」による天敵・朝日封じ。
http://d.hatena.ne.jp/soesan/20081002


麻生総理、意外としたたかなお坊ちゃんのようですよ。
前の2人とは少し毛並が違うようです。
人間、一度は挫折するに限りますね。


さて、お手並み拝見。