【福田首相辞任表明を分析】

soesan2008-09-01

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080901-00000968-san-pol

福田康夫首相は1日夜、緊急記者会見を開き、内閣を総辞職すると発表する。
新テロ対策特別措置法案の延長の是非や新たな経済対策、衆院解散総選挙の時期などで連立を組む公明党との関係も微妙になっっていた。福田首相はこうした状況から、今後、自らが政権を維持することは困難と判断したとみられる。


☆辞任会見で福田首相の声のトーンはいつもと変わらず、むしろ意気軒昂。
安倍前首相と比較されるのを酷く嫌がっています。

「私は健康(政治的意志があるのに)だが、辞めざるをえないんだ!」

言外に匂わせています。
一番に気にしてるのは「政治空白を作ってはいけない」を連呼している所。

本人は本当はまだまだやりたいんでしょうね・・。
「自分が続行することによって政治空白(対立構造)ができてしまう」

公明党と取引があった可能性が高いと思います。

国会会期中のテロ特措法や会期中に成立しなければいけない法案。
公明党が協力するのには「福田辞任」の条件を出したのではないでしょうか。

福田首相辞任会見からは福田元首相の「怒り」を感じます。
「おれは降ろされたんだ!」というのがヒシヒシと伝わってくる会見でした。


正直、こんな感情出せるなら就任当初から出していれば世論もまた違ったものになっていたかも知れませんね。

公明党の力が強くなっているのか自民党が弱体化したのかどちらなのでしょうね。